グランドピアノ購入を検討し始めた方は、ふと疑問・不安に感じる点がありますよね。
例えば―
●結局どこのメーカーを選べばいいか分からない
明確に確固たるメーカーを決めてる場合は、上記のようなことはないかもしれません。
しかし、そうでない場合は、各メーカーごとに目移りしてしまったり、他の意見に左右されたりするかと思います。
高価な楽器で、ましてや一生モノともいわれるグランドピアノ。
購入した後に、「やっぱりあのメーカーにすれば良かった・・」、とならないように
この記事では、巷にあるような、楽器店のホームページのように、メーカーごとの違いや、仕組みの違いを説明するわけではありません。
私の今までの専門的な経験と、独自の目線で、皆さまの納得のいくグランドピアノに出会える秘訣を端的に徹底解説します。
よくある失敗 後悔した事例
私は今まで何人ものグランドピアノを購入したことがある方から、お話しを聞いたことがあります。
その中でも特に多かった、下記のような失敗談を挙げてみます。
その他にも、もちろん色々なパターンはありました。
高価な買い物なので、慎重に購入すべきなのは分かっていても、
その場の雰囲気や、勢いに任せてしまい、「欲しい」という感情が先走って購入してしまうと、
このような後悔を生じてしまいます。
長年セールスにも携わってきた私としては、「お客様」の気持ちに寄り添って考えてきましましたが、
「人は感情でモノを買い、理屈で正当化する」
という購買心理がはたらきます。ただ購入後、後から考えて理屈で正当化しきれなくなると、
まさに「後悔」となってしまいます。
見に行っただけのつもりが、店員の巧みな話術でつい購入してしまった
「欲しいけど、高価な買い物なんだから、そんなに急に買うわけない」
「店員の口車には乗せられない自信がある」
そうおっしゃってた方こそ、「買っちゃいました!」というパターンが意外と多いです。
気を付けるべきポイントとしては―
①行ける範囲にあるピアノメーカーの販売店は、すべて行き、指弾(試し弾き)できるピアノは全て弾いてみる
②知らなかった、興味がなかったピアノメーカーも、指弾してみる
③「サイレントピアノ(消音ピアノ)」も試してみる
・店員はもちろんプロです。ましてや、ピアノメーカー直営店等であれば、自社商品の素晴らしさを前面に押し出し、時にはその店員に惚れ込んでしまう可能性もあるでしょう。そこで、感情で購入するか、まだ周りきれてないお店があるのであれば、冷静さを保って、一度考え直すのも一つです。
・自分がちょっとマイナーだと思ってたメーカーや、知らなかったメーカーも、必ず指弾してみましょう。ピアノは、ほぼ見た目は同じですが、タッチ感、音色はメーカーごとに必ず特色があります。きっと、新しい発見があるはずです。
・今は結構常識になりつつある「サイレントピアノ」。日本の住宅環境事情において、「音」の問題はつきものです。美しい音色をもつグランドピアノですが、人によっては「騒音」と捉える方もいます。もちろん、周りに配慮して演奏を楽しむと思いますが、「サイレントピアノ」であれば、時間帯に捉われずに、好きな時間に自由に弾くことができます。検討材料にしてもよろしいのでは。
値段だけで購入してしまった
こちらも結構あるパターンです。
確かに高額商品ですので、値段を意識されるのはもちろんだと思います。
「たとえ安くても、気に入った(納得した)グランドピアノ以外、買う訳がない」
少なからずこういったこだわりは、皆さんあるはずです。
ですが、今現在の家庭の経済状況などが頭をよぎると、「妥協」してしまう方も少なくないです。そこは人それぞれの事情がありますので、しょうがないですが、それでも気に入ったグランドピアノを、少しでもお安く購入したいですよね。
大事なポイントとしては―
①もともと検討していたメーカーと違う場合は、店員に納得いくまで質問する
②高額だけど納得したグランドピアノであれば、ローンや分割契約で購入を検討する価値あり
・皆さんの「欲しい」という気持ちと、店員側の「今日中に売りたい」という気持ちが合致して契約に至るわけですが、疑問は全て解決して納得がいくまで質問しましょう。もしかしたら、その場で購入しようとしていたグランドピアノの機種が、「近日中にモデルチェンジ」したりその型式が「廃盤予定」に伴って、在庫処分の為に値引き幅をもたせて、強い購入提案をしている可能性もあります。
・こだわって購入しようとする思いより、「予算よりも安いからやっぱりこのグランドピアノでいいかな、、」という思いが勝って妥協して購入し、後に「やっぱりあのメーカーのグランドピアノが良かった」という後悔は悔やんでも悔やみきれません。
どんなに高くても納得したグランドピアノを買うべきとは言いませんが、、実際に契約する段階になった場合は、下記のような交渉を行ってみましょう。
・しっかり値引き交渉を行う
・ローン契約の場合は、手数料の引き下げを交渉する
・必要な別途附属品をサービスしてもらう
・搬入設置費の値引き交渉を行う
これらを全部対応してくれるとはもちろん限りませんが、お店によっては譲歩してくれる所は意外とたくさんあります。是非実践してみてください。
多くの人は、一度購入したら、簡単には買い替える代物ではありません。
納得したグランドピアノを、納得した金額で手に入れましょう。
・欲しかった海外メーカーの中古グランドピアノ購入したら、その後のメンテナンス料金が割高だった
海外ピアノメーカーに憧れる人は少なくありません。また、国産ピアノメーカーよりも、高額なピアノが大半であるが故に、中古ピアノを購入される方が非常に多いです。
一般的に、海外メーカーのピアノは、もともと日本の四季に不向きであり、温度や湿度の影響を受けやすく、扱いは国内メーカーよりも難しいのが実状です。
購入にあたっては、以下のポイントを参考にしてみて下さい。
①しっかり指弾(試し弾き)する
②調律はもちろんですが、どこまで調整(整調・調律・整音)してるか確認
③アフターサービスの確認
・中古グランドピアノ本体の良し悪しを見定めるのは、正直、調理師でないかぎり困難です。その為、しっかり指弾し、自分にとって、好みであり納得のいく音質であるピアノを選びましょう。
・国内外メーカー問わず、生のピアノ(アコースティックピアノ)である限り、消耗部品は必ず存在します。また、前のユーザーの演奏の癖が残っていることもあり、一から調整する場合は、最低何十万~、高いと、何百万という可能性もあり得ます。
・保障やアフターサービスの確認不足で、思わぬトラブルになることもあります。どこまでが保証されるのか、内容しっかり確認しましょう。(保証書の書面を必ずチェックしましょう。)
ただでさえ海外メーカーのグランドピアノは、一台一台の個体差(個性といっても良いです)がありますので、気に入って手に入れることができれば、「自分だけの一台」になります。
ここまで色々とお伝えしましたので、もしかしたらお分かりいただけたかもしれませんが・・・
現在所有しているピアノを手放したい方【重要】
今までに、グランドピアノの購入について触れてまいりましたが、ピアノそのものの売却についても、検討すべきケースがあります。
- アップライトピアノを所有しているが、グランドピアノの購入の為の資金に充てたい
- グランドピアノを所有しているが、新たなグランドピアノに買い替える資金に充てたい
- 諸事情により、どうしてもピアノを手放さなければならない(異動等の居住先はピアノ設置厳禁等)
- 購入後、何かしらの後悔があり、もう売却してしまいたい
上記のような方は、実は沢山いらっしゃいます。
その場合、買換えに伴う下取りのケースは注意が必要です。
なぜかと言うと、ピアノ販売店の下取りは、買取専門会社と比べ、ほぼ確実に安いからです。
それが、大手ピアノメーカーであれば尚更です。
どんな業界でも言えますが、「安く買って高く売る」
これが、販売店(小売業)の鉄則である以上、当然と言えば当然です。
ですので、下取りを検討の方も含め、売却をご検討でしたら、買取専門メーカーがおすすめです。
その際は、必ず何社かに買取査定を依頼しましょう。
自身のお持ちのピアノの相場を知ることが大切です。
現時点で私がおすすめさせていただいてるのは、下記のサイトです。
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【電話orメール】を選択出来るので、電話連絡に抵抗がある方は安心です。
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